Google 日本語入力ためしてみた
Google 日本語入力を入れて、試してみました。
Windows用と、Mac用があります。
Googleへの検索入力やネットのデータから作ってるだけあって、ネットでよくみる語やスラング、人名、名セリフなどは強いですね。
独自文章の複雑な変換だとATOKの方がまだまだ強い印象。
顔文字はないので、辞書登録で補うしかないようです。
あと、初回の起動時だけかも知れませんが、長い変換だと少し重い。
長い文章をローマ字入力していって最後に変換しようとするとHDDがガリガリガリ。
辞書のサーチが走ってるんでしょうか。プログラム領域をSSDに置きたくなってきました。
■一発変換できた例
- ○わたしはこうげんにいきたい
- 私は高原に行きたい
- ○ぱんつくったしょうねん
- パン作った少年
- ○せいとうにせんきょされたこっかいにおけるだいひょうしゃをつうじてかつどうし
- 正当に選挙された国会における代表者を通じて活動し
- ○さとうとしお
- 砂糖と塩
- ○かれはおしょくじけんでたいほされた
- 彼は汚職事件で逮捕された
- ○ないぞうでぃすく
- 内蔵ディスク
- ○がいどがてんじょうする
- ガイドが添乗する
- ○きしゃのきしゃがきしゃできしゃした
- 貴社の記者が汽車で帰社した
■()内の一発変換が難しかった例
- ×さくらいまさかず
- 桜井政和(→桜今咲かず)
→桜〜の文は少しずつ入れて変換していった方がよさそう
- ×おばかおじをえらんだ
- おバカおじを選んだ(→叔母か叔父を選んだ)
→おバカ叔父かわいそう(笑)
- ×いれたてのおちゃ
- 入れた手のお茶(→煎れたてのお茶)
→定番の文ですが、ネットにもたくさん取り上げられているので変換モデルに採用されちゃったんでしょうか。
- ×きょうはくじょうがきた
- 脅迫状が来た(→今日は苦情が来た)
→これはどっちが正解でもないですが、今日は〜の文は変換を直して打つのが大変です
■少しの入力で良い候補がでてくる例
「松任谷由実」は1位に出てきますが、よく間違われる「松任谷由美」も上位に出てきちゃってます。
「涼宮ハルヒの憂鬱」はIMEじゃ打つのは大変なので、流石と言わざるをえません。
「だつぜ」で脱税総理が出てくるのはタイムリーです。Social-IMEなら出せるかもですが、将来はいかに。
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