入道雲

もう九月。入道雲が見上げるように高い。高さは10kmぐらい?
入道雲はこのモコモコした高い雲一般のことで、雄大積雲とも言うし、積乱雲とも言うみたいですね。
入道雲
入道雲が少なくなると、秋はもうすぐ。


積雲(せきうん)は、晴れた日によく発生する、綿のような形をした雲。綿雲(わたぐも)とも呼ばれ、形状は綿菓子にも喩えられる。上部はモコモコしていて形がよく変わるが、雲底は平たくほとんど上下しない。
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初期の雲頂が平らなものを扁平雲、発達段階の通常の積雲を並雲と呼ぶ。成長すると、雲頂が高度10km以上にも達し、雄大雲(雄大積雲、入道雲)と呼ばれるようになる。雄大積雲がさらに発達すると積乱雲になり雷を伴った大雨を降らせ、時には雹や竜巻をももたらすことがある。定義上、雷を伴うのは積乱雲であるため、(観測できる範囲では)積雲は雷を伴わない。


雄大雲(ゆうだいうん、Congestus)とは、積雲に見られる雲種の1つ。雄大積雲ともいう。
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積雲が上昇気流によって急速に成長していくと、雲頂は高度数千m、時には1万mを越すほど高くなる。シュークリーム型などと形容される前段階の並雲とは一線を画した規模であり、この点から両者を区別する。また、雄大雲の中で成長した雨粒や氷の粒はやがて落下し始めるが、雨や雪、雹などが大量に落下し始めて雷も鳴るようになると、積乱雲と呼ぶ。


積乱雲(せきらんうん)とは、何らかの原因で発生した強い上昇気流によって積雲からむくむくと成長して塔あるいは山のように立ち上り、雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような、巨大な雲である。積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大であり、最高部から最低部までの高さは1万メートルを超えることもある。また、他に雷雲(らいうん)、入道雲(にゅうどうぐも)などの言い方がある。