テニスボールで椅子脚カバーを作る

床のフローリング傷つき防止にテニスボールで、脚カバー(脚キャップ)を作ってみました。

そこそこ見た目もかわいい感じです♪

傷防止マット(チェアマット、チェアーマット)は普通に買うと5千円ぐらいするし、絨毯なども引きたくないので、今まで百均で買った布とフェルト製の椅子足カバーを使っていたんですが、薄いためか微小な傷が付いてしまいます。
接地面がプラスチックやゴム製の物もありますが、ソフトフローリングだと傷がついてしまいます。

そこで、巷で噂のテニスボールのカバーに乗り換えてみました。テニスボールを椅子の脚に履かせて、床の擦りキズや騒音を防ぎます。
テニスボールの方が布カバーよりも厚手で、フローリングとの接地面積も広くなるので、固い脚先からフローリングを守る能力がアップします!
表面はふわふわなので、ソフトフローリングでも安心です。

<材料>

  • テニスボール×脚の数分
  • 切れ込みを入れるカッターなど



<作り方>

  1. テニスボールに脚の太さ(直径)+1〜2cmぐらいの切れ目を十字に入れる
  2. イスの脚先にはめる

これだけ。



<コツ>

  • 手先の保護、ケガ防止に軍手などはめると良いかもしれません
    • テニスボールは厚手の硬いゴムで出来ていてカッターの刃が通りにくいので手を切る可能性があります。要注意です。
    • 力のある大人がやってあげた方が良いかも
  • カッターは大きめの方が切れ目を入れやすいです
    • 写真のカッターだと刃が折れました><(折れた刃が飛ぶのでキケン)
  • 十字の線を書いてから切るか、ロゴマークを目印にすると切りやすいです
  • 脚先にはめる際に、ボール切れ目の部分は外に出さず、ボールの内側に入れておくと外れにくくなります。




最近では、学校などで教室の椅子の引きずり音防止に導入が進んでいるみたいです。
テニスボールのリサイクルにもなるし良い運動だと思います!

補聴器を使っている難聴児に配慮しようと、中古のテニスボールを使った防音対策「テニスボールのリユーズ運動」が全国の小中学校に広がっています。。ご存知ですか?
 児童が授業中に立ち上がったり、椅子を引きずったりすると「ギーギー」「ガタガタ」といった音がします。この音は補聴器を通すととても嫌な音です。しかし、テニスボールを椅子の脚につけることにより雑音が消え、先生の説明や友達の発表などが聴き取りやすい環境になります。
テニスボールで静かな教室にしよう

アメリカでも補聴器対策でテニスボールを使った例があります。
世界的に導入されている動きみたいですね。


幼稚園で周りの子供たちがイスや机を動かしたりすると、マイクがその音までも漏らさず拾ってしまい、先生の話す言葉を聞き分けられなくなってしまうのです。
そこで彼を受け持つジョアン・クルズ先生は、彼が先生の話す言葉に集中できるように、この周囲の雑音を消す方法を考えました。
そしてその方法を実現するために、全米テニス協会に事情を話したところ、協会から400個以上もの使用済みのテニスボールが送られてきました。
そのテニスボールをどう使うかというと…
送られてきたテニスボールを椅子の脚にかぶせて、雑音が極力出ないようにしたのです。
らばQ:耳の聴こえない子供のために意外なテニスボールの使い道

難聴児・生徒理解ハンドブック―通常の学級で教える先生へ [単行本]難聴児・生徒理解ハンドブック―通常の学級で教える先生へ [単行本]
白井 一夫(著), 小網 輝夫(著), 佐藤 弥生(著)

「見えにくい」と言われる難聴の子どもが抱えるさまざまな問題を、30の項目といくつかのトピックでわかりやすく簡潔に説明。
大好評を博した冊子をもとに、「人工内耳」や「小学校英語活動」などの今日的な課題について、新たに加筆・修正。

41ページより: "...テニスボールで騒音軽減 机やイスからの雑音は、補聴..."

学苑社 (2009/3/2)
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